揚げ菓子【プーリー】堀井和子さんso-en(装苑)レシピ


大昔、so-en(装苑)という雑誌に連載されていた堀井和子さんのお菓子レシピ。


堀井さんが海外のお菓子やパンの作り方を紹介されていたのだけど、そのお菓子は今までに見たこともない素敵なお菓子で、文章が素敵で、堀井さんが書いたイラストも好きで…。本当に素敵な連載だったんです。


とても作りたかったんだけど、当時、田舎に住んでいて高校生だった私には、材料を揃えたりするのが難しくて、ただただ憧れているだけ。


大人になったら作ろうと思って切り抜きを沢山取ってたんだけど、いつの間にか無くしてしまいました…。


だけど、今でもひとつだけ作り続けているものがあるんです。簡単なレシピだから切り抜きがなくても覚えているんです。でも名前が分からない!


名前がアルファベットで書かれていたので、なんと読むのか不明なまま。あの時代にネットがあればすぐに調べられたのに。


「スペインの街角で揚げたてを食べるのが美味しい」なんて書かれてたような気がするんだけど、今となっては分からずじまい。


今ネットで調べてみると、このお菓子の名前は多分「プーリ」とか「プーリー」とか。インドの揚げパンのようです。スペインは記憶違いなのかな?


薄皮の揚げ菓子。揚げてる途中でプーっと膨らみます。はちみつをかけて食べると最高においしいです。


私がいつも作っているのはこの配合のレシピだけど、もしかしたら私が勝手に変えてしまってるかもしれません…


【材料】

小麦粉  200g
塩    小さじ1/2
サラダ油 大さじ1


【作り方】

  1. 材料をこねて丸め、かたくしぼった濡れ布巾をかけて30分休ませる。
  2. 麺棒で薄く平らに伸ばし、食べやすい大きさになるように包丁で切り分ける(適当に四角や三角形に)
  3. 油で揚げて はちみつをかけて食べる。

私は1辺が5cmの四角や三角に切ってるんだけど、堀井和子さんのレシピがどうだったかは不明。とにかく適当に切って揚げたらおいしいです。生地の厚さによって食感がかわるのでお好みでどうぞ♪


私は「ほんわりとしたエッセイと素朴なイラスト」という組み合わせが好きで、昔はよく大橋歩さんや西村玲子さんの暮らしのエッセイ的な本を読んでいました。大人になったらこんな暮らしがしたいな~なんて思っていたものです。


素敵な暮らしを夢見ていた10代の後半…今は現実ばっかり見てて夢見ることもなくなってることに気づきます。

心と時間にゆとりをもって夢見る大人になりたいものです。