今日の読書:伝記 ナイチンゲール
最近、マンガの伝記シリーズを子供と一緒に読んでいます。
私のナイチンゲールに関する知識は恥ずかしながら「立派な優しい看護婦さん」という程度の認識だったのだけど、この本を読んで
- 上流階級のお嬢様だった
- 親の反対を押し切って看護を勉強する
- 看護方法や病院の衛生状況、設備を飛躍的にアップさせた
- 当時低かった看護婦の世間的地位を向上させた
さて、わが子の読書方法は、まず最後までさ~っと飛ばし読み。そしてもう一度初めから読み直すといった感じです。たぶん結末が気になって仕方ないのでしょう。
読書の後に「この本どう思った?」と子供に聞いてみるのですが、定番の答えは「面白かったよ」「すごかったよ」
どんなとこがすごかったの?と聞くと「う~ん。わからん」
数日経たってから、本の主人公について話し出したりするので、頭の中に少しは残ってるのねと軽く安堵するけれど、もっとしっかりと感想を述べてほしいと思う私。
ナイチンゲールを読んで子供の心に残ったこと
このナイチンゲールを読み終わって、子供の第一声は
「ナイチンゲールのペットが死んだのはエサをやらなかったからじゃないの?」
と、ナイチンゲールを責めるまさかの発言。大切にしていたフクロウが死んでしまったシーンはあったけど、エサはやってたと思うよと私が言うと
「だってエサやってるシーンがないもん。やってないんだよ!」
いやいや、ナイチンゲールがトイレに行ってるシーンもないでしょ。書いてないからしてないというのは違うと思うけどな~と私
「あ、そっか~。そうだね。でも結婚しなかったんだよね」
…おいおい!気になるのはソコですか?ナイチンゲールが結婚したかどうか、そんなに気になりますか?小2なのに恋に夢中になるのもホドホドにしてね。
ナイチンゲールの信念を貫く強い心や努力を少しでも感じてくれたのだろうかと不安になった母なのでした。
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