小学校2年生の2学期頃から、かけ算が始まります。
小2のわが子にもそろそろ九九を覚えさせよう思っているのですが、子供にやる気がなく、全然進みません。
ただひたすら暗記するしかない九九をどうやって子供に覚えさせるか考えていたのですが、今回はいつもと違う方法を試してみました。
幼児時代の暗記方法はリズムで踊り
今までの我が家の暗記方法は【リズムに合わせて踊りながら覚える!】でした。
簡単な自作の曲(リズム)に合わせて肩を揺らしたり、子供と両手をつないでただ横にステップするだけといった感じのダンス。体を動かしながら覚えると良いってどこかで聞いたし、楽しいかなと思って。
今まで踊りながら覚えたものは
- 五十音の横読み(あかさたな)
- 5・10・15・20・25…60を覚えさせ、時計を読めるように
- 10になる足し算 「10になるには1と?」「きゅー!」
などなど。もう忘れてしまったけど、暗記もののときはいつも踊ってたような気がします。
九九も今まで通りリズム方式でと思い2の段を教えましたが、覚える量が多いし、リズムも飽きた感があったので、別の方法はないかと考えた末に思いついた方法は…【かけ算モンスターとのバトル】です。
九九がモンスター攻撃の呪文に
ゲームみたいにしたら面白いかなと思って、ある日子供に「ダダダダーン。いきなり3の段のモンスターが現れた!勇者よ。戦う?逃げる?」と言うと「え~っ。なにそれ?戦う!」さっそく勇者参戦。私はモンスターになって子供の前に立ちふさがってバトル開始です。
「では3の段を言ってみよ」モンスターは今にも襲いかかろうとしている
「え~と、え~と、さんいちが3、さんにが6」
「うっ、うぉぉ」正解を言われ苦しがるモンスター
「さんしが12」
「ピキーン」 間違ったので攻撃がはね返されました
「しまった!さんし12」
「ぐぉぉ」
「さんろく?分からん、わーっ、何って言うんだったっけ?」
「さぶろく」小声で教えるモンスター
「あ、さぶろく20 きゃぁぁ さぶろく18っ」モンスターに襲われ悲鳴をあげるが、なんとか正解を唱え復活する勇者
「ついにラスボスです。勇者は3の段をクリアできるのか!」
「さんく27!」
「うぎゃぁぁ」モンスターついに倒れる
ナレーション~
3の段のモンスターはバトルに負け、去っていきました。村人たちは、勇者のおかけで助かった!すごいと言ってほめたたえました。
しかし「途中でモンスターにやられてたよね」とウワサする村人もいたので次のバトルの時までにもっと強くなってほしいと思います ~ナレーション終わり
バトルの最後は私のナレーションで締めくくられます。子供は満足気。
RPGのバトルのイメージで遊びながらの勉強なので「もう1回戦う」「もう1回」と何度も繰り返して楽しく九九を唱えることができています。
子供がヒマそうな時を見つけては「ダダダダーン!モンスターが現れました」と言うのですが、子供はいつも「戦う!」と言うので私は内心ラッキー♪
うちの子供はたぶん、普通に「3の段言ってみて」と言った場合だと「あとで言う」とイヤそうな顔をしているはずです。なのでバトル方式はうちの子に合ってたのかなと思います。
結局、私も楽しんでる【かけ算の呪文バトル】
このバトル方式の欠点は、親も寸劇をしなければならないことですが、バトルごっこをする機会なんて今後ほとんど無さそうなので、思い出づくりだな~なんて思いながら楽しんでます。
あ、ちなみにうちの子は男の子でなくおしゃれ大好きな女の子です(笑)